1. |
誰がEINを取得する必要があるか | ||||||
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内国歳入庁の規定により、次のような場合に該当すると、会社はEINを申請する必要があります。
上述のいずれかに該当しないとしても、会社は、法人口座開設またはビジネスライセンスを申請し、あるいは銀行・金融機関に融資の申し込みをする場合には、EINの取得が必要となります。 会社の所有権又は組織構造に変更があった場合、改めてEINを申請する必要があるかもしれませんのでご注意ください。 |
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2. |
EINはどうやって申請するか | ||||||
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EIN申請(郵送・FAX・オンライン申請)をするには、申請者である実体の主要役員(Principal Officer)、無限責任のジェネラル・パートナー(General Partner)、授権者、所有者又は信託者の氏名と納税者番号(例えばSSN、ITIN又はEIN(責任者が外国人の場合は不要))を開示しなければなりません。内国歳入庁(IRS)によって「責任者」と呼ばれる個人または法人は、EINを申請する会社を指揮し、管理し、且つ会社の資金や資産を支配する権利を有します。EINの申請者は政府機関でない限り、その責任者が法人実体ではなく、個人(自然人)でなければなりません。 2012年5月21日から、すべての納税者が公平な扱いを受けることを確保するために、IRSは毎日、責任者ごとに1日につき1つのEINしか発行しません。当該制限はオンライン申請、FAX申請及び郵送申請に適用されます。
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3. |
EIN申請の必要書類は何か | ||||||
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EINを申請する時に、次の書類と情報が必要です。 (1)会社の設立証明書類(例:設立証明書)と登録住所 (2)会社責任者のパスポートのコピー (3)会社責任者の米国納税者番号(SSN/ITIN/EIN)(オンライン申請の場合) (4)署名済のフォームSS-4(FAXまたは郵送方式での申請の場合) 上述の書類は当事務所、メンバー所在地の公証役場又は公証人、弁護士、公認会計士または銀行マネージャーによって認証される必要があります。 |
4. |
EIN取得にどのくらい時間がかかるか |
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オンライン申請の場合は、ただちにEINを取得することができます。あるいは記入済みのフォームSS-4 をFAXでIRSに送る場合には、通常3週間以内にEINが発行されます。郵送で申請を行う場合に、確定申告または納税を行う前にEINを取得するために、記入済みのフォームSS-4を4~5週間前に郵送することをお勧めします。 確定申告の期限までにEINをまだ取得していない場合、EIN記入箇所に「Applied For」とEIN申請日を記入する必要があります。EINに代わって社会保障番号(SSN)を使用することはできません。 納税期限までにEINをまだ取得していない場合、税金の小切手または為替手形をIRSに郵送してください。その小切手・為替手形の上に会社名(Form SS-4上の申請名称と一緒)、住所、税種、確定申告の対象期間及びEIN申請日を明記する必要があります。 |
5. |
EINアカウントの閉鎖 |
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IRSは会社のEINを取り消すことができません。EINは一度IRSから法人実体に発行されると、法人実体の永久的な連邦納税者番号となります。当該EINは、連邦確定申告に使われるかどうかにかかわらず、再利用または他の法人実体に譲渡されることができません。EINはずっと最初の法人実体に属し、後日の必要な時に使えられます。もしクライアント様はEINを取得した後に、当該番号をもう使用しないこと(例えば、会社がまだ設立されていない場合)を決定しましたら、IRSは会社の要求に従いEINアカウントを閉鎖することができます。 EINアカウントを閉鎖するためには、IRSに手紙を送る必要があります。当該手紙の内容には、会社の完全な法定名称、EIN、会社住所及びアカウント閉鎖の理由が含められる必要があります。注意すべき点としては、EINアカウントを閉鎖する前に、必要な確定申告及び納付すべき税金の支払いを終わらせなければなりません。 |
6. | EIN申請のサービス料金 |
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啓源が提供しているEIN申請代行サービスの料金は300ドルです。当事務所はEIN取得後に電子メールにてクライアント様に通知します。EINに関する情報は電子メールにて連絡します。啓源の米国事務所は専門的な公認会計士事務所であり、会計記帳、財務諸表監査、税務申告、給与計算及び支払代行等の全面的なコンプライアンスサービスを提供しています。詳細は当事務所のコンサルタントにお気軽にお問い合わせください。 |
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