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基本定款及び付属定款(略称:M&A) 当事務所の会社登記書類一式は、5部の基本定款及び付属定款を含みます(その中で2部はBVI会社登記所によって押印されたものであり、その他の副本は、登録代理人とBVI会社登記所に保管される)。 基本定款及び付属定款に関する修正は、取締役会の決議又は株主総会決議を通じて修正を行うことができ、且つBVI会社登記所に提出して登記を行わなければなりません。提出されてこそ、修正内容は正式に発効します。 啓源は、基本定款及び付属定款の修正を支援することができます(標準フォーマットの提供、修正後及び再印刷の基本定款及び付属定款の提出を含む)。 |
(2) |
議事録及び財務記録 国際商業会社は全ての取締役会、株主総会、取締役委員会、高級職員委員会及びメンバー委員会の議事録を保存しなければならず、且つ前述の各当事者が同意したあらゆる書面決議書を保存しなければなりません。国際商業会社はまた、会社の財政状況を反映するために、取締役が必要又は適切と考えている帳簿及び財務記録を保存しなければなりません。 会社の帳簿、記録及び議事録は、会社のBVIにおける登録住所又は取締役が決めたその他の場所に保存されなければなりません。 国際商業会社のメンバーは誰でも会社の記録を調べることができます。取締役が検査を拒否した場合、メンバーは裁判所に検査を許可する命令を申請する権利を有します。 啓源が提供している国際商業会社の設立登記書類一式は、初回の取締役会の議事録の草稿を含みます。 |
(3) |
株券 啓源は記名株券及び無記名株券の株式証明書を準備して、会社登記書類一式に入れます。 全てのメンバーは1枚の株券を取得します。当該株券には、(1)取締役2名または(2)高級職員(オフィサー)2名の署名、または(3)取締役1名と高級職員1名の署名、または(4)会社の金属印の押印が必要であり、取締役または高級職員が同時に株券の上に署名することを選択できます。実際には、すべての証明書への署名と金属印の押印はお勧めします。 |
(4) |
無記名株式 会社定款第10~19条の規定によると、無記名株式を発行するとき、以下の措置を取る必要があります。 (a) 株式申請書又は譲渡文書(場合によって)を発行する際、適当なところで「無記名」を明記する必要があります。このような文書は無記名者の代表者による署名が必要です。 (b) 株主名簿と株式移転登記簿には、株式の発行・譲渡時に無記名者へ発行することを明記する必要があり、且つ会社の取締役又は高級職員の署名又はイニシャルサインが必要です。また、会社が無記名株主に通知を送る住所を明記する必要もあります。 (c) 無記名株券は上述(3)株券に述べられている方式で発行、署名される必要があります。無記名株券は適切に保管されなければなりません。 |
(5) |
会社金属印 国際商業会社は金属印を持たなければなりません。その印影見本はBVI会社の登録住所に保管されなければなりません。 啓源は、相応の会社金属印を作成すること、及びBVI会社登記所に印影見本を提供して登記届出を行うことを支援します。 |
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取締役名簿及び株主名簿 全ての国際商業会社は取締役名簿及び株主名簿を保管しなければならず、且つ「国際商業会社法」の要求に従って関連する詳細を記載しなければなりません。会社登記書類一式は当該法令に要求されるあらゆる資料を含めています。 取締役名簿及び株主名簿の正本又は副本はBVIにおける登録住所に保存されなければなりません。相続税又は印紙税のため、原本を残すことをお勧めします。同時に、取締役の任命又は辞任、株式の譲渡、又は株式の増発などは当事務所に通知する必要があります。 |
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移転及び秘書役名簿 法例は国際商業会社がこれらの名簿を保管することを要求していません。ただし、これらの名簿が会社の記録を保存するのに役に立つので、これらの名簿を保存することをお勧めします。 |
(1) |
登録住所と登録代理人 すべての国際商業会社は、BVIにおける登録代理人及び登録住所を有しなければなりません。 |
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書類の認証・証明 認証・証明が必要な書類は、会社の取締役、秘書役、授権者又は代理人によって署名されることができます。 登録代理人は取締役、高級職員又は代理人の署名を検証することで会社に代わって執行する書類を認証・証明することができます。登録代理人によって検証された書類は、会社を拘束します。 |
(3) |
登録住所に保存される記録 登録住所は少なくとも、国際商業会社のために会社設立証明書、基本定款及び付属定款及びその修正の副本、会社金属印の見本及び株式登記簿の正本又は副本を保存する必要があります。 会社はBVI以外の場所で会社記録を保管することを決定したとしても、BVI当局に取締役名簿及び株主名簿の副本を提出しなければなりません。啓源は、あなたが書類をBVIの登録住所に転送することを支援できます。 実際には、購入者による初代取締役任命書の副本を登録住所に保存することをお勧めします。啓源は、あなたが書類をBVIの登録住所に転送することを支援できます。 |
(1) |
保持する会社書類 BVI会社登記所は、国際商業会社の設立証明書、基本定款及び付属定款及び修正案の副本のみを保存します。 登記所は要求に従ってこれらの書類の認証コピーを提供し、且つ調べられる書類を提供します。啓源は、このような書類の認証コピーや調査要求について支援を提供できます。 |
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株式及び抵当登記簿の登記を選択できる 1991年6月に発効した「国際商業会社法」の新しい改正案によると、株式及び抵当登記簿を登記することを選択できます。これは完全に会社の決定によります。会社は「オプトイン」又は「オプトアウト」することができます。啓源は、あらゆる任意登記を支援できますが、登録申請及び登記の費用のお支払いが必要です。 登記を選択した後、登記簿は公共記録になり、登記所で調べられます。啓源は、提出する書類及び調査報告書が弁護士によって確認されることを手配できます。 |
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存続証明書 会社は会社登記所に国際商業会社の存続証明書を申請することができます。啓源は、クライアント様に代わって申請を提出することができます。 |
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政府ライセンス年間費用及び登録住所・代理人費用 すべてのBVI会社は毎年、政府ライセンス費用を支払わなければなりません。具体的には以下の通りです。 (a) 授権資本金が50,000株以下である会社: 450ドル (b) 無額面株式の会社: 450ドル (c) 授権資本金が50,000株を超えた会社: 1,200ドル 登録住所と代理人サービスの年間費用は450ドルです。会社は、毎年上半期に設立された場合、年間費用を4月30日までに納めらなければならず、下半期に設立された場合には10月31日までに納めらなければなりません。 |
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