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オフショア会社の基本定款と付属定款

オフショア会社の基本定款と付属定款

基本定款及び付属定款とは？

一般的に、オフショア会社は法律によって認可された独立した有限責任実体であり、法律に基づき設立時に基本定款及び付属定款を提出しなければなりません。書類を提出して正式な認可を取得すると、当該文書は公開記録になります。

当該文書は、基本定款と付属定款を組み合わせることで会社の法律フレームワークを提供しています。会社のすべての株主及び取締役は定款の規定に従わなければなりません。
基本定款とは？

基本定款は通常、設立時株主又は登録代理人によってサインされるものです。これは、会社設立の意思を表明し、且つ会社の一部となる法的声明です。当該文書は、会社の株主の資格、及び会社に対する財務責任を記録することで、会社が最終的に合法的な承認を取得することを確保します。

関連する文書は、会社登録名称、設立日、株式所有構造、設立時株主の氏名、会社の宗旨・目的等の会社の基本事項を含まなければなりません。オフショア司法管轄区の会社法によって、基本定款の情報は公衆に開示するかもしれません。
付属定款とは？

会社の付属定款は重要な会社書類であり、会社の制度及び規定、株主及び取締役の責任と権利を詳しく記載しているものです。

標準的な付属定款は、会社法の条件を満たしている限り、特定の会社代理人によって準備され、又は設立者による特定の要求に基づき作成されることができます。
基本定款及び付属定款は変更できるのか？

会社設立後、基本定款はいかなる情報でも変更できません。但し、付属定款は、必要があれば、会社設立後にも変更することができます。例えば、所有者は、異なる種類の株券を発行し、あるいは会社の取締役の権限を制限する予定がある場合、株主総会で特別決議を通過しなければなりません（特別決議では、株主のうち3分の2以上の賛成が必要）。

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