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米国個人所得税(四) どのように課税所得金額(Taxable Income)を計算するか?

米国個人所得税(四) どのように課税所得金額(Taxable Income)を計算するか?

多くの人は確定申告書の課税所得金額(Form 1040の11b欄)をどのように計算するかについて興味を持っているかと思いますので、以下、基本的なプロセスを簡単に紹介します。

プロセス1
総所得(Total Income)

米国IRSの要求に基づき、課税年度全体のあらゆる収入を申告する必要があります。収入とは、あなたの給与収入、課税利子所得、課税配当所得、課税個人退職金所得、課税年金所得、課税社会保障給付費、課税キャピタルゲイン(付表D)及びその他の所得(付表1)を含みます。前述のあらゆる種類の所得を合算すると総所得金額が分かります。

プロセス2
調整後総所得(AGI)

課税所得金額を計算した後、調整後総所得(AGI)を確認します。Form 1040と付表1であらゆる所得を報告した後に付表1で所得の調整を行うチャンスがあります。

付表1(“Additional Income and Adjustments to Income”)を使用することで総所得から学生ローンの金利、自営業控除額及びその他の費用を控除することができ、課税所得金額が下がります。すべての調整項目の合計額を付表1の第22欄に記入する必要があります。その後、総所得金額から調整総額を差し引くことで調整後総所得(AGI)を算出します。

プロセス3
控除額(Deductions)

次は、調整後総所得から控除額を差し引く必要があります。控除額は標準控除(Standard Deductions)と項目別控除(Itemized Deductions)に分けられます。事業主であれば、適格企業所得控除を受ける資格を有するかもしれません。

プロセス4
課税所得金額(Total Income)

AGIから控除額を差し引いた金額は課税所得金額(Total Income)であり、そして税率に基づいて所得税額を算出します。税額計算後、税負担を減らすある控除額(例:子供控除)を受ける資格を有するかもしれません。


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