ニューヨーク州不動産セールスパーソン
ニューヨーク州不動産法の規定に基づき、不動産の営業マン(以下に説明するように)を担任するあらゆる者は不動産セールスパーソンライセンスを保有しなければなりません。
ライセンスを持つ不動産ブローカー(アソシエイトブローカーを除く)の監督下に、不動産セールスパーソンは、顧客が不動産を購入・売却するのをサポートしたり、雇用主ブローカーから不動産販売リストを取得し、不動産の買い手(顧客)が不動産を探し、購入するの(雇用主ブローカー又はその他のブローカーからリストを取得する)をサポートしたりすることができます。信頼できるブローカーの指導の下、不動産セールスパーソンと不動産ブローカーは共同で不動産リストを作成し、且つ他人のために不動産の販売、リース又は賃借事項をサポートすることで報酬を得ます。セールスパーソンは独立に経営活動に従事することができません。
ライセンスを申請するには、次の要件を満たさなければなりません。
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ニューヨーク州州務省の承認した75時間の資格課程を修了すること。2008年7月1日までに45時間のセールスパーソン資格課程を修了した場合、30時間の補完的な課程を修了することでライセンス申請の資格要求を満たすことができます。
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ライセンスを持つニューヨーク州不動産ブローカーによって推薦されること。
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ニューヨーク州不動産セールスパーソンの資格試験を通過すること。
申請者がニューヨーク州と互恵的な協定を結んでいるその他の管轄区の不動産セールスパーソンライセンスを持って、特定の条件を満たした場合には、ニューヨーク州不動産セールスパーソンライセンスを取得する資格があるかもしれません。
ライセンスを更新する前の2年以内に州務省に承認された22.5時間の継続教育を修了していない場合、更新ライセンスを取得できません。22.5時間には、公正居住及び/又は不動産販売、または賃貸差別または不動産権益に関する最低3時間の教育指導、および代理行為法に関する最低1時間の教育指導が含まれなければなりません。但し、不動産セールスパーソンライセンスの最初の2年間の有効期間内に、代理行為に関する2時間の教育指導を修了しなければなりません。