イギリス領バージン諸島（BVI）会社の定款は、会社名称、会社の当地における登録事務所の住所、会社の登録代理人名称及びその当地の住所、会社が発行する株式の通貨単位、会社が発行できる額面株式の数と金額を明記した会社の法定資本の声明、または会社が無額面株式を発行する権利を有すること等の詳細（もしあれば）を含めなければなりません。声明では、株式の種類の数量、各類の株式の数量、及び額面株式の額面金額、または株式が額面金額の定めがないことも記載しなければなりません。

会社は、発行が許可された各類の株式及び種類について、その名称、優先権、権益、資格及び制限を説明しなければなりません。会社の取締役は前述のいずれかの内容を修正することが授権されていない限り、取締役は決議を通じて修正案を可決し、又は定款で定義が定められていない名称、優先権、権益、資格及び制限を確認する必要があります。

株式を引き受けるために、会社の定款は最初、公証人の面前で登録代理人によって署名されなければなりません。 定款は提出されると、会社と株主に対する拘束力があります。株主全員は会社の定款で署名捺印しなければなりません。相続人、遺言執行者、または管理人を問わず、国際商業会社法の規定に基づき会社の定款の関連規定に従う必要があります。

1. BVI会社の設立
   
   会社の定款が国際商業会社法のすべての要件を満たし、弁護士が会社を構成することに参加し、あるいは定款に指定された登録代理人が会社の登録代理人に就任し、且つ会社が国際商業会社法の会社設立に関する要求を遵守したことを書面で認証し、そのコンプライアンスを確認できる関連証明書を提供していない限り、会社登記官はいかなる会社定款の登録申請も承認しません。
   
   会社登記官は、提出された会社の基本定款及び付属定款を国際商業会社の登記簿に保管します。会社定款の登録申請が承認された後、会社が現地で設立されたことを証明するために登記官は会社設立証明書を発行し、押印します。
   
   
2. 会社設立証明書
   
   会社登記官によって発行された会社設立証明書に示されている日付は、会社が正式に法人となり、且つすべての法人資格及び権益を有し始める日です。登記官が国際商業会社法に従って発行した会社設立証明書は、会社が設立要件を満たしていることを証明するものです。
   

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英領バージン諸島会社（新規会社）の設立費用、手続きと年間維持費

英領バージン諸島既存会社の設立費用、手続きと年間維持費

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