(1) |
次の情報を用意します。 (i) 1つ以上の日付 (ii) 通貨 (iii) 株主資本の種類 (iv) 増加する株式数 (v) 株主資本の価値 |
(2) |
取締役が増資をできることについて定款を確認します。 |
(3) |
増資の際に、直ちに又はできるだけ早く資金を払い込むことを投資者に勧めます。 |
(4) |
投資者のデューデリジェンスの一環として、追加される株主資本を全て登記し、全額を払い込む必要があります。 |
(5) |
定款又は株主契約には株主の優先引受権が定められている場合、既存株主に優先引受権を付与する必要があります。 |
(6) |
定款には株式の一部発行、不払い発行、又は延期発行が禁止されている場合、株主は株主総会において(又は書面決議書を通じて)増資に関する決議を可決し、定款を改正します。 |
(7) |
新しい株主となる者に対して株式の募集を行います。 |
(8) |
株主総会の開催又は書面による決議を通じて株式を発行します。 |
(9) |
払い込まれた新株及び未払いの新株を正しく記録することを確保します。 |
(10) |
株主名簿を更新し、株券を発行します。 |
(11) |
新株の発行について会社の議事録に記録します。 |
(12) |
Form SH01に記入し、1ヶ月以内に会社登記所に提出します。 |
(13) |
追加された株主資本及び新しい株主を、翌年度の年次確認申告書に反映します。 |
2.1 |
増加した株主資本 この部分には、通貨及び株式の種類ごとに増加した株主資本の総額のみが記載される必要があります。株主1人あたりの配分については記載の必要がありません。 |
2.2 |
株主資本の説明 この部分には、増資後に会社の株式数が記載されています。具体的には、株式資本に示されている株式の各種類に付随する権利の所定の詳細が含まれています。詳細とは、議決権、配当権、参加権、及び株式が償還できるか否か、株主の会社が償還を選択できるか否か等です。 |
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