中国北京
2020年末に農村部と都市部の失業保険制度を統合
北京市人的資源・社会保障局は「便民サービスの更なる推進及びビジネス環境の継続的な最適化に関する若干の措置」(以下「措置」という)を公表し、政策実施の促進、取扱手続の最適化、取扱システムの機能改善、データ共有の強化、長期的な作業メカニズムの完備等5つの分野で31の措置を提案しました。措置により、2020年末、同市は農村部と都市部の失業保険制度の統合を推進します。
-
2020年末に農村部と都市部の失業保険制度の統合
政策実施の促進について、措置には、失業給付金の処理状況の告知、公益性職位の統括、農村部と都市部の失業保険制度の統合、及び在職者の死亡葬儀補助金政策の公表を含む4項目があります。その中に、最初の2項は2020年9月末に完了し、最後の2項は2020年末に完了する予定です。
失業給付金短信プラットフォームプログラムが最適化された後、申請者は処理状況の情報をタイムリーに受け取ることができます。2020年末、同市は農村部と都市部の失業保険制度を統合します。その時に、農村住民及び都市住民は同じ失業保険の加入義務を負い、同じ失業保険待遇を享受します。
-
複数のサービスの継続的最適化
取扱手続の最適化について、措置には、養老保険待遇の受給、被保険者の保険加入手続、職名申告、労働能力評価サービス等の11項目があります。現在、2項目が完了し、2020年10月末までに4項が完了し、残りの5項は段階的に整理し改革する予定です。
2020年末前に、同市は被保険者の保険加入手続の簡素化を実現します。その時に、同市社会保険オンラインサービスプラットフォームは「拠出対象個人の社会保険拠出サービスのマニュアル」を追加し、現地相談を減らします。現場に出向き保存及び社会保険料の拠出の同時申請を行う個人は、拠出契約書を直接的に締結し、変更拠出オンラインバンキングを開設することができます。また、毎月15日に拠出できなかった者にメッセージを送信します。
さらに、同市は現行の養老金受給手続の最適化及び再設計をします。市人的資源・社会保障局のウェブサイトを通じ、「従業員退職事項のシーンサービス」をさらに推進し、従業員退職の事前注意・事前確認を実現し、単位や個人がタイムリーに拠出状況や人事档案を確認することを簡素化し、資料を補足する充分な時間を与えます。その上、オンラインサービスシステムの構築を引き続き推進し、将来に企業や民衆が養老金を受給する際に使い走りを減少し、無くすようにします。
-
4項失業保険の申請・受給窓口の統一化
取扱システムの機能改善について、措置には、主に失業保険料待遇の申請・受給の統括、技能向上活動システムの機能最適化、社会保険のオンラインサービスプラットフォームの機能改善等が含まれます。そのうちの3項は既に2020年9月末に完了し、残りの5項はそれぞれ2020年10月、11月に完了する予定です。
現在、農民、契約労働者の一括生活補助金はオンラインで申請することができます。失業者が失業保険待遇の申請・受給を容易にするために、市人的資源・社会保障局は失業保険料、一括生活補助金、失業給付金、臨時生活補助金の4つ失業保険待遇の申請・受給窓口を統一化しました。条件に該当する者は市人的資源・社会保障局のウェブサイトにログオンし、ホームページの「シーンサービス」から、「失業」ボタンをタップした後、相応する失業保険待遇の名称を選択し、指示に従って利用することができます。
関連資料:
[
中国本土の給与及び人事サービス]