北京市の電子社会保障カードの申請受領サービスを正式に開通
2020年9月より、北京市は電子社会保障カードの申請受領を正式に開通しました。カード所有者は電子社会保障カードの申請チャネルを通じて電子社会保障カードを申請することができます。
物理社会保障カードを正常に保持している全ての北京市民は電子社会保障カードを申請できます。申請の際に書類を提出する必要がなく、顔認証を通過してパスワードを設定するのみで完了します。
電子社会保障カードは以下のチャネルを通じて申請できます。
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現地チャネル:「北京人社」APP
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全国チャネル:電子社会保障カードのWeChatミニプログラム、「掌上12333」APP、国務院クライアントのWeChatミニプログラム、「国家政務服務平台」APPとWeChatミニプログラム
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銀行チャネル:中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、交通銀行、銀聯クイックパスなど
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第三者機関チャネル:WeChat、Alipay
電子社会保障カードは身元確認、生体認証、モバイル決済などの機能を備えており、以下の民生サービスを提供できます。
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政務サービス分野に開放され、各級の政務庁、政府ウェブサイト、政府APPでの電子社会保障カードの使用ができ、身元確認及び急速ログインを実現し、医療保険のモバイル決済(診察、医薬品購入、入院)等の医療ワンストップ応用ができます。
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スマートシティサービスに拡大し、電子社会保障カードの身元確認機能を十分に活用し、交通機関・公益事業・マイクロペイメントなどと組み合わせて、入園・入館・旅行などでの応用を促進します。
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金融サービスに開放され、電子社会保障カードの支払サービスを提供し、関連する民生支払と待遇の支給を実現し、社会保障カードの銀行口座のオンラインアプリ、身元確認及びクレジットサービスなどの提携を模索します。
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1つのチャネルでの申請が成功する場合、他のチャネルでパスワードを入力し、電子社会保障カードを受領することができます。電子社会保障カードを受領した後は、物理カードと電子カードの両方を正常に使用できます。
電子社会保障カードは、人的資源と社会・政府公共サービス・金融などの分野でのオンラインとオフラインの応用を有機的につながり、社会保険権利記録のオンライン検索・医者にかかること及び医薬品購入のオンライン決済・保険のオンライン加入や保険料のオンライン決済・職業資格のオンライン認証・人的資源と社会公共サービスの弁事証憑などでの応用の促進に焦点を当て、同時に部門間の応用にさらに適用され、政府公共サービスを支援し、民生サービスとスマートシティの建設を促進します。