港車北上(香港ナンバー車両が広東省内を走行できる)の正式実施
近日、広東省政府と香港特別行政区政府は共同で「港車北上」計画を発表しました。2023年6月1日午前9時より本計画に香港ナンバーの自家用車の申込を受け付け開始します。許可を取得済の香港ナンバーの自家用車が2023年7月1日零時から香港珠海マカオ大橋経由で香港⇔広東省間を走行できます。
本計画によると、申請資格は有効な香港身分証明書(HKID)及び香港居民が中国に出入境のために使用する「回郷証」(Mainland Travel Permit for Hong Kong and Macao Residents)を所持する香港居民に限り、且つ申請する自家用車の登録所有者でなければならないとのことです。
車両資格は車体の長さが6mを超えない8人乗り(ドライバー含む)以下の非営業用自家用車で、且つ両地の車両関連ライセンスを取得しているとなっています。
申請者は、香港で適格自動車保険会社に加入し、中国本土で別途自家用車の「自動車事故責任強制保険」に加入必要がありません。
申請者の車両は、中国本土(広東省)に入国するたびに最大連続30日間までの滞在が可能、広東省での累積滞在期間は年間180日を超えないものとされています。
2023年6月1日午前9時から申請者は指定のホームページから申し込んで、関係書類を提出できます。香港運輸署が申請者に提出された書類に基づき初審査し、中国本土の担当部門も審査します。
「港車北上」の許可を取得済の自家用車がスムーズ走行できるように、広東省政府と香港特別行政区は毎日の走行できる車両数に制限をかけることにしました。両地の車両関連ライセンスを取得済の申請者は毎月の中旬ぐらいにネットで翌月の走行時間帯を予約できます。
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