登録後のよくある質問
問題: |
商標権はどのぐらい存続しますか? |
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回答: |
存続期間は国によって異なります。香港、シンガポール、欧州連合など一部の国または地域では、商標権は出願日から10年間が存続します;中国、台湾など一部の国または地域では、商標権は登録日から10年間が存続します;マカオの商標権は登録日から7年間が存続します。 |
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問題: |
我が国で商標登録をしていれば、海外でも保護されるのでしょうか? |
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回答: |
知的財産権は属地主義なので、自分の国で登録されても、外国で保護が自動的に有効しません。 |
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問題: |
どのように商標権を維持しますか? |
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回答: |
普通に、存続期間が満了前に更新登録を申請したら、商標権の存続期間を更新することができます。但し、アメリカ、フィリピンなどの特許庁は商標の使用証拠を要求しています。 |
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問題: |
いつ更新登録を申請しますか? |
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回答: |
一般的に、商標権の存続期間の満了前6ヶ月から満了の日までの間にしなければならない。但し、中国、アルゼンチンなど一部の国では、満了前1年から申請できます。 |
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問題: |
更新登録を忘れたら、どうすればいいのか? |
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回答: |
ほとんどの国では、存続期間の満了から6ヶ月の猶予期間があります。但し、追加料金が発生します。ホンコンなど一部の国では、存続期間の満了後6ヶ月から1年までの間に、商標権の回復を請求できます。次は登録が2020年12月31日満了する例です。
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問題: |
猶予期間にも間に合わなかったら、どうすればいいのか? |
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回答: |
もう一度商標登録出願を提出して、すべての登録手順を行う必要があります。もちろん、登録申請が審査官に拒絶されるリスクがあります。 |
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問題: |
私の商標代理人は更新登録の警告を送る責任がありますか? |
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回答: |
実は、商標代理人の責任は商標登録を完成することで(拒絶されることを除く)、商標登録証が届けられてから、契約が終了します。協力関係を継続するために、権利者に更新登録の警告を送ります。しかし、更新申請は一般的に10年後に行うので、担当者や権利者の連絡先が変更された場合はよくあります。従って、遅れずに更新登録を申請するために、権利者が登録の存続期間を記録することをお勧めします。 |
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問題: |
商標庁は存続期間の満了前に、更新登録の警告を送ってけれませんか? |
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回答: |
ほとんどの商標庁は権利者に更新登録の警告を送りません。香港など一部の国では、存続期間の満了前6ヶ月から前1ヶ月の間に、更新登録の警告を申請する際に提供した送達宛先へ送ります(代理人を任命する場合、通常は代理人の宛先です)。 |
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問題: |
どうして更新登録の費用は登録出願の費用より高いですか? |
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回答: |
料金は、特許庁の官費と弁護士料金(又はサービス料金)によって異なります。通常、登録出願や更新登録の弁護士費用(又はサービス料)はほぼ同じです。したがって、主な理由は、更新登録の官費が登録出願の官費より高いです。 |
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問題: |
費用を節約するために、更新登録をせずに、登録出願を再提出したほうがいいですか? |
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回答: |
登録商標をあきらめることをお勧めしません。次の理由をご覧ください: 更新登録に実体審査を行われません。更新登録を申請してから、方式審査だけ行われます。拒絶や異議申立をされるリスクがありません。 商標の市場価値10年前より高くになるはずです。時間と資源を費やたので、商標がもっと有名になりました。10年間に使用し続いて、商標の価値が累積してきます。 逆に、拒絶されるリスクがあり、意見書を提出する費用が生じるかもしれません。したがって、更新登録を申請することをお勧めします。 |
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問題: |
新しい商標を設計して登録されたので、元の商標の更新登録を申請する必要がありますか? |
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回答: |
予算があれば、元の商標の更新登録を申請することをお勧めします。上述したように、商標の価値が年々累積してきます。登録の記録は長期間使用されたいい証拠です。後ほど商標を販売したいと思ったら、長期間使用された商標の価格はもっと高いそうです。 |