台湾移民を相談する香港人が急増しており、台湾はアジアにおいて香港人が移住する最も人気のある目的地になっています。台湾内政部の統計により、近年、香港・マカオからの移民数は徐々に増加しています。2019年まで、台湾に移住する香港人、マカオ人は約1.1万人です。台湾の移民法規制により、配偶者が台湾人である者は台湾の永住権を取得することができます。

結婚による移民

香港人とマカオ人は台湾の戸籍（台湾身分証）を持っている居住者と結婚し、手続きに従って台湾で結婚届出を行う限り、居留許可を申請する必要があります。申請の際に、同時に香港で未婚記録証明書、無犯罪証明書、結婚証明書及び台湾入国許可を申請する必要があります。その後、連続して台湾に1年間滞在し、且つ30日間以上の出国（出入国が同日である場合は1日とみなされる）を有しない者、又は申請日から連続して2年間台湾に滞在し、且つ1年間270日以上を滞在する者は、永住権を申請し、台湾身分証を取得することができます。