上海における中国ビサ申請の再開
2020年8月22日0時以降、中国の有効な居留許可(就業、私人事務、家族訪問)を有する日本人は、訪中する事由が居留許可の種類に相応する場合、中国ビサ申請サービスセンター又は中国大使館・総領事館に申請を提出することができます。中国の有効な居留許可を有しない日本人に対し、中国は招聘制度を実施しています。緊急渡航を要する日本人は、目的地の省級人民政府の外事弁公室又は商務庁の招聘状(PU Letter)を取得した後、中国ビサ申請サービスセンター中国大使館・総領事館に直接申請することができます。2021年3月12日、複数の中国の在外大使館・領事館が発行した通知により、中国で生産された新型コロナワクチンを接種した外国人は招聘状の提出が免除されます。但し現在、中国で生産された新型コロナワクチンが日本で流通していないため、中国で生産された新型コロナワクチンを接種した日本人は招聘状の取得が免除されるという正式な通知発行されていません。
緊急渡航を要する日本人は、上海会社に訪中要請を提出し、上海会社を通じて所在地の街道政府又は区政府の商務委員会に招聘状(PU Letter)を申請することができます。街道政府又は商務委員会が申請を承認した後、上海市外事弁公室は申請を再審査して招聘状を発行します。招聘状を申請するには、約1ヶ月かかります。訪中する予定がある日本人は事前に招聘状を申請し、訪中の重要性や緊急性を説明することが最善です。現在、再開しているビサは、主にM査証及びZ査証です。9月以降、関連部門は、同行する配偶者及び未成年子女向けのビサを再開する可能性があります。
2021年9月13日以降、訪中に必要な健康コートの制度の実施は中国駐日大使館が発行した『
重要!健康コードに関する最新のお知らせ』に従って行います。COVID-19及び血清IgM抗体の検査証明は、搭乗前2日以内に指定された検査機関から取得される必要があります。36か月以下の乳幼児は指先採血可能です。詳細はをお知らせにご参照ください。
日本人は上海に到着した後、規定に従って隔離されなければなりません。現行の隔離要件については、当事務所の『
上海の最新の隔離政策』(中国語)までご参照ください。