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ECDCライセンスの種類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
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ECDCライセンスはABCの3種類に分けられています。経営者は提供するサービスの内容によってライセンスの種類を選択することができますが、申請・経営できるのは以下のいずれかの類別に限ります。 (1) A類のみ (2) B類のみ (3) C類のみ (4) A及びB類のみ (5) A及びC類のみ ABCの3種類のECDCライセンスに関する規定は以下のとおりです。
備考:児童はECDCにいる時間は24時間を超えてはいけません。 |
2. |
ECDC設立の基本的な手順と要求 | |
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2.1 |
詳細な計画 ECDCの設立を決定する前に、経営者は慎重に考慮しかつ展開する事業分野を十分に理解してから、必要なライセンスの類別に基づきライセンス申請に関する要件及び法規を審査する必要があります。なお、新規会社が利益を出すために、以下の事項を完成することが必要です。
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2.2 |
会社設立 最終的にECDCの設立を決定しますと、まずACRAに対し法人登録を申請しなければなりません。最適な会社形態はシンガポールの私人有限会社(Private Limited Company)です。なぜ私人有限会社かというと、特定の法律・基準に要求されますが、この形態の会社を設立する手順・手続きは比較的簡単かつ早いです。 |
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2.3 |
適切な場所の探し
ECDAにライセンスを申請する前に、以下のいずれかの関係機関により批准された適切な場所を選択する必要があります。
また、ECDCは関係管理機関の要求を満たし、批准を得て、かつ以下の申請書類を提出しなければなりません。
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2.4 |
従業員の雇用 ECDCは人員配置が大切です。基本的な資格を満たしかつその年齢、経験、健康状態、知識及び性格が就学前教育に従事することに適するスタッフを雇用しなければなりません。申請の段階にECDCは必ず人員配置の最低基準を満たさなければなりません。ECDCで働くすべての従業員(教育課程に参与する者(幼児教育や保育に従事する)及び教育課程に参与しない者(幼児教育や保育と直接関係ない運営事務または行政事務に従事する)を含む)は、センターがライセンスを取得し且つ運営する前に、ECDAで登録し且つ批准を取得しなければなりません。 |
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2.5 |
管理、記録保存及び標準操作手順 ECDCにとって良好な管理はとても重要です。ECDCは関係書類、記録及び標準操作手順(SOP)を維持・更新しなければなりません。申請の段階に以下の書類を準備し、且つ関係オフィサーによって訪問されるときに提示する必要があります。
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2.6 |
教育課程の編成 ECDCの課程は必ず児童の利益を中心としなければなりません。センターは全ての児童の学習及び発達のニーズを支持・促進する課程を編成する必要があります。なお、センターの学習環境はECDAのガイドラインに規定されている要求を満たすことが求められています。 |
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2.7 |
ECDCライセンスの申請 前述の各準備を完成した後、提供するサービス内容によって、ECDAにライセンス申請の書類を提出します。 新規ライセンス申請の処理時間は、ECDAが完全な書類を受領した後14営業日、またはライセンス保持者が現地審査の期間に全ての規制要求事項を満たした後14営業日のいずれか最新の方です。 |
啓源のシンガポール事務所は、ECDCライセンス申請及びコンサルティングのサービスを提供しています。詳細は当事務所の専門コンサルタントにお気軽にお問い合わせください。 |
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